2020/03/18の給食

★☆★食育の日☆★☆~水戸市の料理~
水戸徳川家所縁の地として、水戸黄門(水戸光圀)や偕楽園が有名で日本国内で知られています。
毎年2月には水戸の梅まつりが、8月には水戸黄門まつり、9月には水戸萩まつりが開催されています。
また明治時代以降は納豆の生産が盛んになり、「水戸納豆」と親しまれ、納豆にちなんだ料理やお土産の販売、納豆早食いの世界大会も開かれています。

<水戸藩ラーメン>
しょう油ラーメンスープにしいたけ・チンゲンサイ・長ねぎ・にらを加え、軽くオーブンで焼いた豚肉を加えて作ったラーメンスープを茹でた中華めんにかけました。
水戸藩ラーメンは諸説ありますが日本で初めてラーメンを食べたのは、水戸黄門で知られている水戸光圀だと言われています。好奇心旺盛だった光圀公は、当時珍しかった牛乳や牛肉・豚肉なども進んで食べていました。ラーメンもその一つで、「大日本史」編纂のために教えをうけていた儒学者・朱舜水という人物からラーメンを教わり、家臣たちにもご馳走したという記録が残されていたラーメンを再現したのが「水戸藩ラーメン」です。

<焼売の梅しょう油だれ>
鶏ひき肉・みじん切りにしたたまねぎとにんじん・しいたけを豆腐とパン粉と混ぜ、塩・砂糖・みりん・すりおろし生姜・片栗粉を加えて丸め、細長く切ったシュウマイの皮を乗せて蒸し上げ、梅びしおとしょう油をかけました。
120年以上の歴史を持つ「水戸の梅まつり」会場となる偕楽園は金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられており、江戸時代天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭になり、領民の休養の場所として開園されました。園内に約100品種3000本もの梅が春の訪れを告げるかのように可憐に咲き競います。

<キャベツとニラのもやしの納豆>
茹でたキャベツとにら、蒸したもやしをひきわり納豆としょう油・和風だしで和えました。
水戸の納豆の歴史は古く、源頼家が1083年奥州に向かう途中、水戸市渡里町の一盛長者の屋敷に泊まった折に馬の飼料である煮豆の残りから、納豆が出来たと言われいます。水戸地方では、元々各農家が自家製の納豆を食していました。

<麦茶>

<いちごミルク寒天>
牛乳・砂糖・いちごのシロップに小さく切ったいちごを加えて作った寒天です。
水戸市の小吹付近では果物作りが盛んで、唯一いちご狩りが出来るのもこの付近となっています。